このページでは、尊厳死(延命治療拒否)宣言書についてご紹介いたします。

尊厳死(延命治療拒否)宣言書とは?

尊厳死(延命治療拒否)宣言とは、本人が自分の意思で延命措置を差し控え、または中止して、「尊厳死を望む」という自分の考えを医療関係者や家族に意思表示することです。

「自分の身に何か起きた際には、残された家族に迷惑を掛けたくない」「回復の見込みが無い場合に延命治療をしないで欲しい」という意思を「尊厳死(延命治療拒否)宣言書」という書面で明らかにしておく必要があります。

尊厳死宣言の方法

尊厳死宣言の方法としては、 日本尊厳死協会へ加入して尊厳死宣言書を保管してもらうか、尊厳死宣言書を公正証書として作成して公証役場に保管される、という2種類の方法があります。

いずれにしろ、尊厳死を迎える状況になる前に、担当医師などに尊厳死宣言書を示す必要があります。その意思を伝えるのにふさわしい信頼できる肉親などに、尊厳死宣言書をあらかじめ託しておくことが必要です。

尊厳死宣言書は、遺言とは違い、亡くなる前に効力が発生している必要があります。自分の最期の重大な意思をきちんと担保するには、尊厳死宣言書を「私文書」ではなく「公正証書」として作成、保管することが重要になります。

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当事務所では、尊厳死宣言書の作成に伴うご相談、文案作成、及び公証役場での諸手続を代行するサービスを行っております。また、遺言作成の際に、併せて尊厳死宣言書を作成する方が非常に増えております。ご相談は無料ですので、下記までお気軽にお問合せください。